杭の鉛直載荷試験(押込み試験)

システム計測では、日本最大の載荷桁を所有しています。スパン13mで、最大荷重70MNの載荷が可能です。

試験目的

鉛直載荷試験は、鉛直に設置された杭に軸方向押込み力を加える静的試験です。
杭の限界支持力、許容支持力を直接的に確認すると共に、杭の先端抵抗と摩擦抵抗さらに沈下量に関するデータを得て、杭基礎の性能設計に反映することを目的とします。

試験方法および装置

試験杭上部に設置した加力装置により、試験杭に載荷荷重を加えます。
試験装置は、加力装置・反力装置および計測装置によって構成されています。

載荷装置の例

加力装置の例 計測機器の例
測定項目の例
杭頭荷重
(試験杭、反力杭
ロードセル
杭頭変位
(試験杭、反力杭
変位計
杭先端変位 変位計
杭体ひずみ度 ひずみゲージ、モールドゲージ、鉄筋計等